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第20回記念ハンドメイドバイシクルフェア

2007年1月28日(日)科学技術館

私の自転車フレームを作っていただいた、走るビルダー盛合さんが 「ハンドメイドバイシクルフェア」に出展することを知り、科学技術館へ行きました。

ヨーロッパの街中でよく見た細いフレームの自転車は、どこにあるのだろうか…もしかして、日本ではカスタムフレームしかないのでしょうか…、そんなことも前から思っており、足を運びました。

会場内に飾ってある自転車たち。細いフレーム、ラグ溶接、美しい塗装…ハンドメイドならではの高級感が漂います。ロードレースばかりでなく、大人の遊びを提案する自転車も多く、旅の想像をかきたててくれるようでした。また、古いパーツや小物たちを組み合わせた自転車が、贅沢な乗り物として見るだけでも満足でした。

EmmeAkka 盛合さんに少しお話しをうかがいました。
出展作品は、カーボンのパイプにステンレスラグを使用したものです。軽量化とは一線を画し、安定性とストレスの軽減を目的として作られたものでした。「(個人のビルダーも)近い将来にはラグもカーボンにできるのでは」とおっしゃっていました。ちなみに、カーボンパイプを個人のビルダーさんが加工するのは、まだ少ないようです。今回は、塗装前の状態なのでその様子がわかりますが、もし塗装されていたらそれがカスタムメイドのものとは、わからないでしょう。カーボンのカスタムバイク…、魅力的です。

会場内の「スポーツバイクつくば マツナガ」のコーナーには、ロックシンガー忌野清志郎のバイクが飾ってありました。彼は昨年、喉頭癌を宣告し心配していましたが、家に戻って調べてみると、現在すでにとび入りライブに参加するほど元気なようすでした。昨年12月からサイクリングを始めているようで、うれしいニュースです。

私にとって洋服を作ることも趣味のひとつでした。自分のサイズを計り型紙を作り、布地を裁ち仮縫いをしてミシンを掛け、洋服が出来上がります。自分にぴったり合ったシャツを着ることは、とても気持ちが良いものでした。着れば着るほど肌に馴染み、自分の一部のようになっていきます。
今、私が乗っている自転車がまさにそのような感覚で、乗れば乗るほど身体に馴染んできて自転車とひとつになっていくような感じがします。自分のサイズを計って作ったフレームが心地良いことを実感しています。
ブランドの洋服を身にまとうのは、ステータスとして心意気を上げてくれるでしょう。自転車もきっとそうで、お気に入りのメーカー自転車に乗っているのだから、と頑張れることもあります。それはそれで良いと思いますが、いろいろな選択もあることを知って自転車を選ぶと楽しみも広がることでしょう。


Emme Akka/エンメ アッカ


HIROSE/ヒロセ


PROJECT M/プロジェクト エム(清志郎号)


Emme Akka/エンメ アッカ

Emme Akka/エンメ アッカ

LEVEL/レベル

LEVEL/レベル

MAKINO/マキノ

MAKINO/マキノ

atelier de kijafa/アトリエ ドゥ キャファ

NAGASAWA/ナガサワ

RAVANELLO/ラバネロ

TOEI/トーエイ

TOEI/トーエイ

Silk Cycle/シルク サイクル

AMANDA/アマンダ

AMANDA/アマンダ

清志郎のポスター

TESTACH/テスタッチ

CHERUBIM/ケルビム

CHERUBIM/ケルビム

CHERUBIM/ケルビム