ゴールのかたち
どのスポーツにおいても結果、「順位は上がいい」と定義されているだろう。
それとも私たちが受けてきた教育で、それが当たり前と、
それを目指すべきと、されてきたのだろう。
スポーツだけじゃないかもしれない。
誰よりも、周りよりも、上へと。
でも、もうそういう時代じゃないとわかっている。
今回、小集団になってゴールするのを見ると、
コースの厳しさがうかがえる。
ヨーロッパに比べると、日本の湿気のある暑さも苦しく感じられただろう。
新城選手がグループでゴールへ向かうシーン。
グループの後方にいた新城選手に、他の選手が「前へ出なよ〜」といった感じ。
長年ヨーロッパで活躍しているからか、開催国だからか、
スペースをあけてくれた。
「じゃ、、、」といったようすで前の方へ。
すると、スプリントがはじまり、ゴールになった。
それがロードレースにある、尊重し合うというか、
お約束というと軽いが、みんなが望んでいる形にする、ようなのが、
やっぱりいいな、と思った。
そういうことを、ロードレースから教えてもらった。
-2021.7.29-
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