幕張メッセで行われている、年に1度のスポーツ自転車の祭典、サイクルモード。 私は、何年か振りに訪ねました。 以前と同様、最新モデルの試乗を楽しみにしている入場者の多さに驚き、それと同時に、そのような姿を、昔、開催されていた「ISBS」の頃は夢だったなと、時代の移り変わりに感心してしまいます。
会場へ入り、自転車関係の企業やメーカーが並ぶブースの間を抜け、ホッとできる一画、「ハンドメイドの魔術師たち」のコーナーがありました。 日本を代表するビルダーの方々が揃っていました。 中でも、松田さんと盛合さんのトークショーをお目当てに行ってきました。 私はお二人をそれぞれ知っていましたが、お二人が直接話している様子は今まで見たことがありません。 どんな会話が出てくるのか楽しみにしてきました。
はじめての弟子を迎え育てる松田さんの熱い思いと、 何も知らずに、真っさらな気持ちで学んだ盛合さんの純粋さ。 お話しは、今からさかのぼって20数年前からのことでした。 お二人のお人柄が感じられ、その場で聞くライブ感が心地よく、和やかな雰囲気で、トークショーの30分はすぐに過ぎていきました。 私は、だいぶ前から松田さんにお世話になったり、盛合さんとお会いしたりしていますが、知らなかったお二人の間のお話しが聞くことができました。 師弟関係で重なる部分があるかと思いきや、ビルダーとしての棲み分けは、キッチリとあるようです。 これからも一人ひとりのニーズに合ったフレーム作りという共通の思いで、ユーザーの夢を叶えてくれることと思います。 |
サイクルモード会場内
ハンドメイドの魔術師たちのコーナー
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