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COG BIKE

カスタムメイドのオーダーバイクを作りました!

2005年秋、サイクルショーにて盛合さんにお話しを伺った後、彼が出展していた(御自身用の)「ロングライドに適したカスタムフレーム」が気になり始めました。
私は、2005年に初めて「糸魚川ファストラン」に参加し、ロングライドの楽しさにとりつかれたからです。
カスタムメイドのフレームは、私にとって遠い憧れの夢と思っていましたが、お話しを伺ったときのコンセプトと予想に反した価格帯に魅力を感じ、現実的に考え始めました。
ちょうどその冬に新巻鮭を作る用があり、それまで乗っていたバイクと一緒に宮古へ行こうと、思い切ってカスタムフレームをオーダーすることに決めました。


●フレームの詳細
いろいろとカラーやデザインを考えましたが、結局はパールホワイト一色にしてフレームには「COG」のロゴを貼り付け、盛合さんのサインも入れてもらいました。
溶接部の仕上げが美しく、盛合さんのビルダーとしてのこだわりが伝わってきます。
今まで乗っていた超軽量カーボンフレームからスチールフレーム乗り換えるには重量がかなり違うものと思ってましたが、フレーム重量は1.4キロくらいで軽さにびっくりし、さらにヘッドチューブの長さにもびっくりしました。
コンセプトはロングライドに適したカスタムフレーム。前輪にポイントにおいたジオメトリーです。
フレームの材質は、コロンバス社のライフというスチールのハイブリットパイプを使用しています。
軽量化と衝撃吸収性の良さを両立させているそうです。
フロントフォークは、コロンバス社のカーボンCARVEで、フレームとの相性が良いです。
下りのスピードとカーブに耐えられる硬さを選んでいます。また、デザインも一新されて目を惹きます。

●インプレッション
初めて乗った印象は、直進性が良く、すうーっと前に進む感じです。
スチールの特性なのでしょうか、走れば走るほど身体に馴染じみ、しなやかさが伝わってきます。
レーシングポジションからロングライドポジションに変わり乗り始めはそのポジションにびっくりしましたが、郊外へでるとわかってきました。
ハンドルを持つ手が今までになく、楽にいろいろと握れるのです。
そして自転車は、やっぱり100キロくらい走らなければわからないと思います。
峠を登って、下ってスピードをだして、自分のフォームがどのように変わったのか実感できます。
下りの良さは、想像以上でした。いくらカーブで車体を倒しても安定感があり、自分のライディングがワンランク上がったように思えました。
そしてロングになるとでてくる身体の痛みが、いつもよりもぐっと減りました。
楽に走ることができロングライドが一層楽しくなりました。

●「グランフォンド ベルベデーレ」のお知らせ
2006年9月17日(日)に、美しい三陸沿岸とおいしい海の幸が自慢の岩手県宮古市を舞台にグランフォンドが開催されます。
フレームビルダーの盛合さんと仲間の方々が中心となって開催を進めていて、6つの峠と16%の激坂!標高差2650mとかなりハードなコースだそうです。
コースの一番高い場所からは、宮古の海が一望できる素晴らしい景色を望められるそうです。
前日の土曜と当日、月曜日が祝日となる3連休となる週末です。
宮古へ行かれたことがない方は、旅行気分も兼ねて(?)いかがでしょうか。
詳細につきましては、後ほどお知らせします。