ウィンター3か? と思わせる、冬に逆戻りしたような寒さで雨がいつ降ってもおかしくない空模様だ。
冬用の長袖ジャージ、長ズボンにシューズカバーもつける。
「体力がどのくらい戻っているか、レースに対する恐怖感はないか。」自分を確かめる。
「ケガしないように」が今年一番の目標だ。
すでに練習で1回転んでいるが、もうしないぞ。
エントリーリストには、レースでは初めて一緒に走る大先輩の名前があった。
ムネを借りるつもりで挑む。
Cクラスと同時に、女子Fクラス7名の選手がスタートする。
スタート直後は、思い切りがんばって、先頭について行く。
それから、もう苦しくて...、あまり覚えていない。
走っていて、周回もわからなくなるほどで三番目を走っていたが、ズブズブと後退する。
前後には選手がいたので、追いつこう、抜かれまい、と何とか気持ちはもった。
が、最後は追い込みについていけず、6番でゴールラインを通った。
頭の中まで苦しくなる、レースの強度を忘れていた。
練習でしていないことは、レースではできないのだ。
レースがしたくなるワクワクする、あの感じになるよう、体力を積み重ねて練習をしよう。
そして何十回行ったであろう修善寺に、今回は一人で車を運転して行く。
初めての経験だった。
レース準備の段取りもシーズン初めで手馴れずに、高速では大雨で低速走行。
途中、車を止めて、朝つめた玄米弁当を食べて、会場へ辿り着く。
...車を止めて弁当食べている場合じゃありません! (あとでわかるのだが)
到着がギリギリになり、受付をしてなんとか試走を1周したが...。
次回はもっとゆとりを持って行こう。
帰りはボーっとしていて道を間違えたけど、新しいルートを発見した。
眠くなりそうになったときは、大きな声で歌を歌って、スッキリした。
無事に帰宅でき、昨年までの自分に比べて一皮むけたような気がした。
今年もシーズンが始まります。 |