年々、盛り上がりが増しているジャパンカップ。 その前日、土曜日に行われている女子オープンレースには、日本のトップ選手が揃う。 シーズンの中でも全日本級、最高峰のロードレースだ。
澄み渡った空は、秋晴れ。 今年は男子が2グループに分かれてスタートし、続いて女子がスタート。 何度目のチャレンジになるのか、古賀志林道を登る道はやはり苦しい。 体力がついても、体調が良くても、苦しく足がいっぱいで集団から遅れてしまう。 他の遅れた選手たちがバラバラと懸命に登る。登り切り、数名の選手と下りに入る。 平地ではローテーションをして前を追う。 前の集団が見えて、一緒に回してした中でも力のある選手は抜けて追っかけて行った。 残った3人で走るが、うまくローテが周らず声を掛ける。 鶴CCでは、声援の声が大きく、がんばって登る。 その後がんばり過ぎたのか、ホームストレート過ぎて、きもち悪く失速してしまった。 気をとり戻し2回目の古賀志林道を、いっぱいいっぱいで登る。 何とか登り切り、息をついて単独で下りに入る。 いくつかのカーブを過ぎ、左カーブで落車。 私のレースは、ここで終了。 前より少しは長く集団に入れたかなと思うが、結果は何も変わっていない。 この強度とか、速さとか、きつさとか、忘れないで練習に取り組もう。
〜落車について〜 ひとりだったから飛ばしすぎたか、しかし、もうあせるところでもなかった。 やっちゃったと思うほどオーバースピードでもないし、ブレーキロックもしていない。 浮いていた砂に滑った感じだった。 そういうふうになったのも、自分の気合の足りなさだろう。 一瞬そう思い、選手が来るだろうから、どかなきゃと思っても左手がつけない。 腕が離れているようで、音がする。 すぐに救急車で運ばれる。 「たぶん、脱臼か、折れていると思う。」 こういうのは本人が言うものなのか、病院へ運ばれ、鎖骨骨折がわかる。 東京に戻り、初めての骨折でよくわからなかったけれども、 スムーズに手術へ辿り着き、無事、鎖骨にプレートが入りました。 いろいろ勉強になりました。ご心配をお掛けしまして、すみませんでした。 早目のシーズンオフとなりましたが、ゆっくりと体を動かして体力作りから始めたいと思います。 |