今年で37回を迎える、歴史あるチャレンジロードレース。
春先のレースはすでにあちらこちらで開催されているが、私にとってチャレンジはシーズンの中でも軸となる、シーズン始まりのレースだ。
昨年は中止で2年ぶりの開催となり、私が参戦したA-Fクラス(選手として登録している中学生以上の女子)のエントリーは多めの43名。
底辺が広がったというよりは、学生が多く、部活動において競技志向が高くなっていると感じた。
若い力がたくさんでてきた。
スタートラインには、何重にも女子選手が並んだ。
男子エリート、男子マスタークラスに続いて、女子クラスがスタート。
大きな集団で下っていると、スタートダッシュを掛けた西選手がすでに一号橋を駆け抜ける姿が見える。
集団は思いがけない動きに反応できないような、下りで接触しないよう慎重に走っている感じで間があいて、スピードを上げて追う。
二号橋を渡り西選手は集団に戻り落ち着いた様子で進んでいくと、秀峰亭前の坂で再び西選手がアタック。
先頭集団は絞られて、私は10数名を前に見送って追っかける。
2周目を走っていると、前にいるはずの西選手が脇を抜いて行った。
私は近くを走り、登りで差は広がってきた。
後ろから来た選手、前から落ちてきた選手、前後しながら、最後は秀峰亭手前の坂で力を振り絞ってゴールした。
西選手にメカトラがあったのか、こんな機会だったけどトップ選手と少し走れたのが、今回のレースで貴重なシーンになった。
いろんなことがあって、よく飲んでたくさん食べてしまい、体が重かった。
暖かくなったし、少し絞っていこう。
いろんなことがあったけど、取られるものなんて何もない。
自分が思うことをできればいい。 |