スタート前に雨が上がり、30名の女子選手が一斉にスタート。
集団は古賀志林道を駆け登るが、私はだんだんと遅れる。
下りはウェットな路面を慎重に下る。
平地に入り前を単独で追うと、前を走る選手と後ろから追いついてきた選手とグループになってローテーションする。
スピードはアップしてさらに前の選手を吸収できた。
すると射撃場の平坦で15,6名のトップ集団が見える。
「そんなに離れていない。」
一緒に走っていたメンバーは同時に思ったか、鶴C.Cを目指してペースアップ。
私はついていけず、2周目の古賀志林道の登りはやっと登るようだった。
2回目の下りも慎重に下った。コース脇に落車した選手が見える。
再び平地でメンバーが変わってローテーションで回すが、審判車が近づきレースを降ろされた。
実業団レースではライバルの選手たちもジャパンカップでは、同じ目標で走る同志になった。
来年は、あのラインを越えよう。
今シーズンはレースに戻れたことと、出場した実業団レース2戦で今の自分の力を出した結果を持って
ジャパンカップに挑めたことでよしとしたい。
来シーズンに向け気持ちを切り替え、ひとつひとつ積み重ねていこう。 |