コグ
   
 

COG > Report > 44th All Japan Businessman Cycle Road Race -East-
 

第44回 全日本実業団東日本サイクルロードレース大会

女子サイクルロードレース・ジャパンツアー2010(Jフェミニン):第5戦

2010年4月24日(土)
会場:群馬県みなかみ町・群馬サイクルスポーツセンター6q周回コース
天気:曇りのち雪のり晴れ
女子競技:30キロ=6キロx5周
結果:13位/完走:24名/出走:25名/エントリー:27名

年々、このレースの女子の距離が短くなっている。
東日本は実業団レースの中でポイントが高く、昔はオリンピック選考大会でもあった権威あるレースだ。
たくさん走れるから楽しみだったレースのひとつだったのだが、今年は5周30キロだ。
スタートリストには、いつもとは違ってベテラン勢が少なく淋しい気がした。
また、アジア選で活躍した選手の名前があり、レースは早く決まるだろうと思った。

8:00 4月下旬とは思えない、気温は0度くらいの中、女子がスタートした。
スタートラインに並んだ順番は、すぐに崩れ、力のある選手が前を行く。私もその動きを追う。
下りカーブが続き、その後もスピードは落ちない。
萩原選手が、スーッと先へ行く。
メイン集団は、そのスピードに追えず、差はみるみる広がった。
心臓破りの坂で私はメイン集団から落ちた。
2周目に入り、メイン集団をA選手と追い、すぐ見えるところまで行くが追いつけず、私の両ふくらはぎがつり始め、体力も落ち、A選手からも切れる。
単独で走り、A選手とその前の選手が見えるが差は変わらない。
走っても走っても、身体が冷えるようで、時よりキラキラと白いものが降っている。
苦しくて残りの3周が遠く感じる。たった5周なんて、と思っていたのに身体は動かない。
追い上げてきた選手に抜かされたが、最終周の心臓破りの坂でかわし、ゴールへ向かった。

チームオーベストに戻って、はじめの実業団レースが何とも気の抜けたレースになってしまった。
FR(女子)の後、本格的に雪が吹ぶく中のER、BRのレース。そして20周を戦い抜くTRのレース。チームメイトのがんばる姿を見て、応援し、自分のがんばりの無さを情けなく思う。もっと何とかできたんじゃないかと頭の中でグルグルしていた。

気温が低いのは、みんな同じ条件。
ただ、アップのとき短パンで走っていたのは私だけだった。
実業団レースでは、ニーウォーマーやレッグウォーマーの着用は認められなく、今回もOKじゃないはずだと思い私は現地へ持っていかなかった。
他の選手はアップでレッグウォーマーをしてスタート前にはずしていた。
私はアップでどんどん身体を冷やしてしまった。次回の教訓だ。
反省事項はこれだけでなく自分の中でたくさん上がったが、何よりも4月頭のチャレンジレース後、気持ちがしっかりと向かずに当日を向かえてしまった。

翌日は晴れ。チーム練習へ行くと、身体は動いた。