レースの前に会場のメーカーブースにいる元同僚や仕事仲間と話す。
数年前までは、私もブースで立っていた。
その時におまけでチャレンジレースに参加したが、まさかオープン女子レースに出るとは想像もしていなかった。
スタートリストを見ると、強豪選手が揃う。
各自転車界のチャンピオン、トップ選手がスタートラインに並ぶ。
全日本、Jフェミニン、マウンテンバイク、アジア、シクロ、トラック、ヒルクライム、トライアスロン...。
全日本のレース同様、調子を仕上げてきている選手たちの気迫が感じられる。
オープン男子の2分後に女子がスタート。
一斉に古賀志林道を駆け上がる。
私は中腹あたりで先頭集団から切れてしまった。
ヒルトップ近くで50秒の応援の声が聞こえた。
<(これ以上差は)広げたくない。>
下りが始まり、平地〜鶴CCの登り〜再び古賀志林道...と数名の選手と追走するが、
3周目の手前でタイムアウトとなった。
私にとってジャパンカップはシーズンの成績表みたいだ。
ジャパンカップを目指しひたすら走った1回目。
体を壊してしまった2回目(去年)。
(体調に)気を付け過ぎてしまった今シーズンで3回目。
今の力を出し切り、体力的にも精神的にも足りないものがよくわかった。
総監督から電話があり。
私「完走できなかった...」
「何年やってんだ、○×△〜!!」
私「イヤ、そういうレベルじゃない...」
「そんなこと言ってないで、洗濯しろっ!布団干せっ!」
ジメジメしている私に言ってくれたんだろう。
応援をありがとうございました。
Photo:Satoru TABIRA.Thanks |