昨年、実業団レースで初めて走った、石川。
台風のような天候だったけど、あまり気にならないで、走れば走るほど走りたくなるコースだった。
今年は天候も良いし、去年の自分より速くなっているだろう。
楽しみにしていた。
石川高校からカテゴリーBR-1、ジュニアに続いて女子のスタート。
パレード走行は、去年と違ってスピードがあった。
前を走る先導車やジュニアが詰まったりすると速度が変わるので慎重に進む。
商店街を抜け、コースに入ると、一気にスピードが上る。
ゆるい傾斜の登りが続く。
いきなり苦しい。
朝の習慣となった寝起きの心拍、スタート前の心拍も高かったが、心拍計の数値は今まで見たことがない高い数字がでていた。
これを越えたら、良くなるかもしれない。
そう、思いつつも、気持ち悪くなってきた。
1周目の途中で先頭集団から遅れてしまった。
頭も痛くなり体中しびれている。
登りはなんとか登れるが、下りが踏めない。
体に力が入らない。
またか。。。
好きな石川のコースなのに、ただ苦しい。。
こんなでは、次のエントリーしているレースもできないな。。
降ろさせてと思うほどになっていた。
2周を走ったところで赤旗が目の前に振られた。
体がどうもヘンだ。
自分がいけると思うまで、しばらく休もうと思う。
エントリーしているレースも予定していたレースも、サラにしよう。
父から電話がきた。
「どうだった?」
私「ダメだった〜。心拍が上って気持ち悪くて力が入らなくて〜。」
父「もう、ママチャリだなっ!」
いつもながら父の天然の発言に大笑いして、何かふっきれた感じがした。
一晩寝てみると、もしかして、次は大丈夫かも!と思ったりする。
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