重たい荷物を分け合う気持ちで、先頭を交代し、協力して前へ進もう。

グループで走る時、先頭は、風を受け体力を消耗します。
そのため、体力を分け合う先頭を交代します。
一定のペースで走るラインは変わりません。
○二番目の人が先頭になるとき加速をしないように。
しかし、体力は皆同じではないので、先頭によってスピードが落ちてもかまいません。周りが合わせます。
体力に自信がなければ、すぐに交代してもかまいません。
そういった動きは、前を見ているのでわかりますし、カバーしてくれます。
一旦前へ出ないと、全体の動きが止まってしまいます。

二番、三番と後ろになれば、風の抵抗を受けないで引っぱってもらっているので、体力はそれほど消耗しません。
列が長いと後ろの方では、加速とブレーキの繰り返しになり体力を消耗します。

！詳しくは、必ず経験者やベテランサイクリストと一緒に行ってください。

それぞれが能動的な動きになり、全体がスムーズな流れになります。
いつでも誰とでもそういう気持ちで走ったらいいなと思います。

＜応用編として＞
・体力がなくなり遅れている人がいたら、そのペースを合わせたり、体力がある人が前へ出てカバーする。
・先頭交代の要求をしっかりと見る。次の人が動かないようだったらその次の人が変わる。
・周りのようすを見て体力ある人が積極的に前を走る。
など、グループとして走っている状況をよく見て動くことが大切です。順番とか関係ありません。

＜ロードレース時には＞
・ペースアップは、前のグループに追いつく時やグループ内のようすで状況によってスピードを上げます。
・けん制のため、スピードを落とす時もあります。
・チャンスがある時にアタックをします。ほとんど先頭からはアタックを仕掛けません。