道路において

一人で走っている時も、仲間と走っている時も、車との共存を心掛けよう。

○自転車の走行ライン。
道路の左端から1mくらい内側の車道を走ります。
端には、パンクの原因になる小石やハガネなどがあります。
排水溝のフタとの隙間もあり、路肩の段差も気になります。
ただ道路の中央へ寄り過ぎて、車の走行を妨害するようではいけません。

○交差点では、
・信号が青で直進の場合、そのまま行きます。歩行者の信号も見ます。
・信号が赤で止まった場合、
並んだ車が左折をするかどうか、こちらの列の長さや左折車が続いているかも見ます。
もし、横断歩道に人が歩いていたら、車へ合図してこちらが先に発進します。
歩行者がいなければ、左折車を先に優先して、流れをスムーズにしよう。
周りをよく見て判断します。

○路上駐車の車があったら、
10mくらい前から、右側の後方を見て、車の流れを確かめます。
右手でサインを出して、余裕を持って長めの斜線で、ラインを変えます。

○路線バスを優先します。
時刻表が決まっているので、ジャマにならないようにします。
バス停で止まっている場合は、乗降する人を見て、行けそうだったら抜かします。
すぐ発車するようだったら、待ちます。
ウィンカーを見て、判断します。
お互いがなるべくストレスを掛けないような走り方をします。

○先にある交差点で、対向車が右折(コチラからは左へ)の車線で止まっている時。
運転手がコチラに気づいているかを確認します。
またこちらが左折する場合は「私は左折します」と遠くからでも手信号をします。
そうすることで、道をゆずり合え車がスムーズに進みます。

○日にち。
五十日(ごとおび)と重なると、車が多いので気をつけましょう。

○3月。
年度末の道路工事が多いです。
スピードを落として、車の流れを確かめましょう。

○春。
山道では、車のタイヤチェーンやスノータイヤによって路面がエグられて穴が開いていたり、それで出た小石が脇の方で溜まっています。
下りのスピードは飛ばし過ぎないように。

○秋。
木々の葉が、落ちています。
路肩に落ち葉が積もっているので、すべらないよう気をつけよう。
陽が沈むのが早くなったので、ライトの点灯も忘れずに。

○12月。
夕方暗くなるのが早くなったり、交通事故が目立ちます。
あせった気持ちで自転車に乗らないようにしよう。

○自転車走行マーク。
路肩の次に白線があり、そして自転車走行マークと矢印がつきました。
車が中央寄りになって、自転車へ幅寄せが少なくなった気がします。

○いつもの交差点で、信号と車線が変わったことに気がつきました。
三車線のうち左車線が、左折と直進だったのが、左折のみになって、真ん中が直進、右が右折になっていました。
信号もそのように分けていました。
以前は、歩道の歩行者待ちの左折車が動けずに、サイクリストも動けず、進めませんでした。
それが、左折車を優先することで信号も変わり、同時に交わる道路からの右折もあり、スムーズになりました。
少しずつ、良い方向へ変わっています。