自分が考えて、わかって、やる

自分がやるのは、できること。できる、をわかるのは、考えること。できない、がわかったら、また考えてやる。
(練習でしていないことは、レースではできないことから)

○自転車に乗る前に今一度、自分のコンディションを確かめましょう。
・昨晩はよく寝たか。
・朝ご飯はちゃんと食べたか。
・大きな心配事はないか。
・休みたいと思っていないか。
・自転車で気になっているところはないか。
・みんなと走りたいか。
・走る気マンマンか。

また、「自信マンマン、元気モリモリ、、、」が過ぎる時、
気持ちだけが大きくなって、過信している時、
そういう時に事故やケガが起こりやすいです。
周りをしっかりと見れるよう余裕を持ちます。

○なんでもいいので、目標を立てよう。
・週に1回自転車に乗る。
・一人で100キロ走れるようになる。
・体重を減らす。
・レースに出る。
・表彰台に乗る。
・憧れの場所へ行く。
・あの峠を何分で登れるようになる。
目標が立ったら、計画も立ててみよう。
いつ頃なのか、どのくらいのスパンでの計画なのか。
できない高いことよりも、クリアできる身近なところから。
そして、スケジュールに入れてみよう。

○みんなと走るとわかること。
同じコースなのに季節が違うと、走りも違って感じます。
みんなと走ると、自分の体力がわかります。
一人では見えなかった、みんなと走ると楽しいこと。
その中で、自分は、どういうところに楽しみを感じるか。
シーズンになれば、ロードレース、ヒルクライム、ロングライド、、、いろいろイベントがあります。
楽しみの方向性を見出して、目標、目的、計画、練習方法など立てていきましょう。

○時間がある時やっておきたいこと。
ずっと気になっていたことがあり、ある日の休みの間になんとかしました。
引っかかっていたものが取れて、心も気分もスッキリし、よく走れました。
パソコンでいうと、不要な大きなデータを削除して、サクサクと動くようになった感じです。
悩み事や考え事は早めに解決して、走る時には集中して走れるようにしよう。

○シーズンの中間に見直します。
・年始めに立てた目標は現実的にどうか。
前半過ごした結果、見直し修正して後半に向けます。
・練習の内容は合っているか。
体力・体調はいいか。
できているか、足りているか、余分はないか、確かめます。
無理したままだと、オーバートレーニングで体力が積み重なりません。
・本気で力を入れてみて、ポジションは合っているか。
・ぺダリング・フォームはいいか。
・消耗品のパーツ、タイヤなど確かめます。
・ビスなどゆるんでいないか。
など、イイ感じだったら、そのまま維持をしよう。
できたこと、できなかったことを確かめて、見直すところは修正していこう。

○「自転車で悩み事がいっぱいある」とのこと。
1.自転車に乗る。
2.乗ることでわかる。
3.そして知っていく。
の順がいいと思います。

○「なんか進まない」と感じる時。
ポジションを変えたり、新機材を入れて、このくらいになるハズ、がならないな、、、と感じる時。
また、シーズンを終える頃には、すぐにフォーム改善やぺダリングの見直し、機材やポジション、オフトレーニング、、、やりたいことが満載になってしまうことがあります。
でも、一旦休みを入れた方がいいです。
公園をブラブラ歩いたり、映画を観たり、自転車から離れて、リラックスする時間を入れましょう。
自転車乗るのがリラックスーと、がんばっていると気がつかない時があります。
サイクリングから始まって、楽しいと続けていくうちに、強度が上がり、知らず知らずに疲労が溜まっています。
たまに「のんびり」や「ボーっ」としましょう。

○意識を合わせる。
仲間と走る時、「安心して走れるから、力が出せる。よって強くなり、結果、速くなった」というのがいいなーと思います。
バイクチェックもそうです。
それらができるから、自信ができて、よって強くなれると思います。
この「強くなる」は、心の芯のようなところの太さや強度のことです。パワーではありません。

○年の終わりに。
今年を振り返り、今年の自分よりも少しでもステップアップできるよう来年の目標を考えよう。