暑い日には
暑くなってから、では体がついていかない、昨今の日本の夏。
普段から身体の調子を整え、暑さに慣らしていこう。
暑くなりはじめの時期が肝心です。
●日々の生活
・普段から水分をこまめにとります。
・汗をかいて代謝をよくしよう。
・早めに寝て、睡眠をしっかりとります。
・食事の時間を定め、よく噛みましょう。
などをして、体調を整えます。
暑さによる睡眠が足りないと思うようであれば、昼休みに10分でも目を閉じて休めよう。
●走る前日
普段より多めに水分を摂りましょう。
体に水分を溜めておきます。
●日差しの強い時間は避ける
夏の間は、早目に出発して早目に戻るようにしよう。
なるべく日差しの強い時間にかからないよう帰宅しよう。
また、涼しいところで昼寝をして体を休めよう。
●走行中
○こまめに水分補給をする。
ダブルボトルがおすすめです。
・1つはスポーツドリンク
・1つは水
水は首の後ろや足の付け根のリンパが通っているところに掛けます。
また、冷たい飲み物を摂るとシャキッとします。
○タレて頭を下げて下を見続けないように。
道路状況は変わりますし、ボーっとして意外に進んでしまう時もあります。
疲れたら、思い切って休みましょう。
○こまめに補食を摂る。
消費するエネルギーは大きいです。
楽しくて、うっかりしていると、ハンガーノックになって、体も思考も止まってしまいます。
お腹が減らないように、こまめに摂取すれば、疲労は小さくなり回復を早めます。
以前、休憩で甘い炭酸水をガブ飲みして、その後に峠へ行ったら、力がでないことがありました。
低血糖の体に甘い炭酸水が入り、急に血糖値が上昇し、それを下げようと体が反応して力が入らなくなったようでした。
走りながらでも補給できる、食べ物やジェルなどを小分けに持っておくと安心です。
○走り終わっても水分補給する。
ボトルの水が足りなく、足がツッたり、ツリそうだったりするのは、水分不足の影響があります。
体内の水分が不足すると「足がツル」以外にも、水を飲んで疲労物質など汗や尿を流すといわれていますが、それがうまく流れません。
そのため、疲労回復が遅くなります。
また、体内の水分が少ないと、病気を引き起こす原因にもなります。
暑い日や汗をたくさんかいた後、普段の生活でもこまめに水分を補給しましょう。
この時の水分は、ミネラルウォーターがいいと思います。
○帰宅中。
ウチに着くのがゴールだから、と暑い日に無理ながんばりはしないように。
キツかったら、途中でも冷たい物を飲んだり、コンビニに入ったりして、休憩を入れましょう。
●帰宅後
・水風呂や冷たいシャワーをして肌のほてりをしずませます。
・肌にクールローションを塗ります。
・冷たいドリンクを飲みすぎて胃腸が弱まっていたら、食事で温かいものも摂るようにして整えましょう。
●熱中症かなと思ったら
ある日、私は軽い頭痛がしていました。
熱中症か、低気圧のせいか、と思ってウチに着きます。
・スポーツドリンクを一気に飲みます。水分不足だったとわかります。
・水風呂に浸ります。気が遠かったのが戻ってきます。
・少し沸かして、ぬるま湯に浸ります。汗をかいて代謝させます。
・風呂から上がり、水分補給をします。
・冷凍庫に入っている冷却ジェルで、おでこや首の後ろ、頬の下、脇の下、足のつけ根のリンパがあるところ、日焼けした腕やモモに当てます。
回復できました。
●あいさつ強化月間
7、8月は暑く、集中力が低下しやすいです。
サイクリスト同志、またタレている人を見かけたら、声を掛け合って、元気を分け合いましょう。
仲間と走る時、集合場所では、あいさつをして、気持ちの良いはじまりにしよう。
解散時も、あいさつをして、楽しみを分かち合おう。