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ユーロバイク 2010 レポート

2010年9月1〜4日、第19回国際自転車トレードフェア「ユーロバイク」がドイツ・ボーデン湖畔近くフリードリッヒスハーフェンのメッセ会場で開催されました。
公式ホームページによると、102カ国(6パーセントの増加)からの41,482人の取引関係者、35カ国からの1,732人のジャーナリスト、最終日のオープンディには、22,300のサイクリストが集まったと公式ホームページより発表がありました。
面積についてふれていなかったのですが、去年見たときあるメーカーブースの後ろは壁だったのが今年は広がっておりホールが大きく伸びていました。会場の面積が広くなっているので人の密度は薄まりそうですが、全くそんなことはなく、去年よりもさらに混んでいました。
6年前初めて来たときはトレードショーといった感じでしたが、近年は世界最大の自転車の祭典のような盛り上がりです。世界的にも自転車ブームのようです。

全体的に実用車、電動実用車が増えました。これは実用車メーカーばかりでなくスポーツ車メーカーも電動実用車の展開していることに多くの人が関心を示していました。
また、実用車が試乗できるコーナーにおいて、試乗する人も多く晴れた外の会場で賑わっていました。
日本でいうクロスバイクといった実用車とスポーツタイプの中間型の自転車、アーバンバイク、シティバイクといったネーミングで展開が増えていました。

その分、女性用の用品が目立たなくなったように見えます。それは、数年前マーケットに女性をターゲットにした動きから、実用車/クロスバイクに切り替えたように見受けます。しかし、女性ライダーから支持され、女性ライダーのことを考えて作っているメーカーは、女性のラインナップをしっかりと残し、改善され、新しいものを発表していました。
ウエアは、出展のメーカー数が増えていました。
ウエアメーカーが集まっているホールが昨年までの場所から移動し、面積が広がっていました。周ってみると、新しいメーカー、復活したメーカー、広がりを見せるメーカーがあり拡大傾向に見えますが、一方では、昨年に比べ縮小したり、ラインナップが押さえ気味にしたりするメーカーがあり、動向は厳しいようです。

私はウエアや女性に関することを中心に見て周りました。
詳しいようすはフォトレポートでご覧ください。


会場ホール中央


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